お知らせ
これまでの記事
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11月26日(土)の診療
続きを読む11月26日(土)は午後12時30分までの診療とさせていただきます。 受付時間ではないのでご注意ください。 午後より埼玉での学会に参加するため、その時間には出発しなければいけません。 申し訳ございません。 -
お盆休みは8月13日,14日,15日,16日です。
続きを読む毎日、暑い日が続いております。 できるだけ節電を心がけてはいるのですが、午後になると 暑くてエアコンをつけざるを得ません。 さて、お盆休みですが、 8月13日,14日,15日,16日とお休みさせていただきます。 8月17日(水)から診療となります。よろしくお願いいたします。 -
アルツハイマー治療薬
続きを読む●厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は24日、アルツハイマー型認知症の治療薬として、新たに2種類の承認を決めた。 早ければ来春にも使用できる見通し。追加されたのは、軽度~中等度の患者向けの「レミニール」(成分名ガランタミン)と、中等度以上の患者向けの「メマリー」(同メマンチン)。国内にはエーザイの「アリセプト」(同ドネペジル)しかなく、患者や医療機関から早期導入の要望が出されていた。(2010年12月24日 読売新聞) レミニールはアリセプトと同様に神経伝達物質であるアセチルコリンの濃度を高めて作用する。メマリーは神経を障害するグルタミン酸の作用部位であるNMDA受容体の拮抗薬。作用機序は新しい。しかし1990年代にはNMDA受容体拮抗薬は広く研究されて実用化が試されてきた。2003年のNEJMに有効性を報告した原著が発表されたが、しばらく忘れていた。 これまでは認知症の治療薬はアリセプト(ドネペジル)のみであったが、選択は広がるわけである。 ●当院では認知症の患者さんを診療させていただいていますが、私自身は正直言って専門医ではありません。認知症専門医という資格は世の中に存在するのですが、私は取得していません。しかし認知症の患者さんは確実に増えていて、専門の先生は絶対的に足りません。私のような非専門医でも勉強しながら、頑張らなければなりません。 ●認知症の診断に関して誤解が多いような気がします。当院ではMRI検査を行うことが多いのですが、認知症は画像検査では診断できません。画像検査は必須ですが、それで診断できるわけではありません。初診においては、脳梗塞や脳腫瘍、水頭症、慢性硬膜下血腫など器質的疾患を除外するために画像検査(MRIが望ましい)が必要です。これは得意です。しかし画像検査で異常がないから認知症でないわけではありません。血液検査、神経学的検査、認知機能検査、家族からの病歴聴取などが重要です。これらを総合して暫定的に診断を行いますが、経過をみているうちに診断が変わることは珍しくありません。暫定的診断をもとに薬物治療を開始して、反応をみながら診断や治療方針を修正していくのが効率的です。 -
“平林都の接遇道”を読みました
続きを読む当院では接遇を非常に重要に考えており、スタッフに関する教育も 厳しく行っています。おかげで接遇に関してお褒めの言葉をいただく こともあります。 今回はエチカの鏡で有名になった平林都の著作 を読んでみました。内容はもっともなことが書いてあり、特に感銘を 受けたのは“企業は「できない人」で評価される”という言葉です。 当院としても接遇レベルの底上げを図り、気持ちよく受診できる 環境を整えていくよう思いを新たにしました。 内容はいいのですが、字は大きいし、行間は広いは、ページは少なく スカスカです。これで1365円は高い。中古で十分かと思います。 -
“発達障害に気づかない大人たち”を読んだ
続きを読む今回読んだのは発達障害に関する一般向けの本。発達障害に関する専門は児童精神医学だ。私も一般的な知識くらいしかない。最近、発達障害と疑われる児童、大人が増えていると言われているし、厚生労働省も調査しているみたいなので勉強しようと思っている。入門には良かったようで、概要がわかった。 脳の器質的障害と理解されているようだが、それだけではないようだ。 単なる対人関係が苦手な人と病的な領域との境目もはっきりしない。奥の深い領域だが専門家が少なすぎて、十分な医療が供給されていないようだ。